1月25日は、2014年に北上市が沖縄県石垣市と友好都市提携を締結した日です。
なぜ国内でも有数の観光都市として有名な沖縄県石垣市と北上市が友好都市提携にいたったのか?
さかのぼること1993年、岩手県は大冷害に見舞われました。お米の苗となる種もみの栽培も壊滅状態…… そんなときに種もみを温暖な沖縄県石垣市で育ててもらい、冷害をのりきったことがありました。
その時沖縄で増産した2品種が、「かけはし」「ゆめさんさ」と命名され、その名前を由来とし「かけはし交流」と呼ばれ、岩手県と沖縄県では様々な交流が行われました。北上市との間では、きたかみマラソン(2021年で終了)と石垣島マラソンでの相互交流、みちのく芸能まつりへの八重山高校(石垣市)の参加など様々な交流が約20年にわたり続いていきました。
種もみの増産(1994年)から20年の節目となる2014年に、当時岩手県農政部長として交流に尽力した故・高橋洋介氏の出身地である北上市との友好都市提携が締結されました。
岩手・沖縄かけはし交流発祥の地 記念碑
北上市総合運動公園サブグラウンドの横には「岩手・沖縄かけはし交流発祥の地」記念碑が平成25年に建立されています。